渡良瀬遊水地に生育しているヤドリギの全体画像と説明文書

ヤドリギ ビャクダン科(旧ヤドリギ科)

学名:Viscum album

花期

 3~4月

出会い度  ★☆☆☆☆(渡良瀬遊水地内)
草丈  
環境  他の樹木に寄生
特徴  半寄生の小型の常緑性木本。果実が冬から早春にかけて黄色く熟し、キレンジャク・ヒレンジャクなどの鳥がこれを食べると糞が著しく粘るようになり、それが他の木の枝などについて発芽定着する。
備考  遊水地では近年見られるようになった。ヤドリギは葉緑素を持つ葉で光合成により栄養を自分で作成するほか、木に寄生して繁殖する半寄生植物である。寄生した木を枯らしてしまうために嫌われる植物でもあるが、冬でも緑色していて、強い特別な力を持っている植物であると人々に考えられており、欧米ではクリスマスの時期には玄関に飾る風習がある。