学名:Impatiens ohwadae
花期 |
9~10月 |
出会い度 | ★★★★★(渡良瀬遊水地内) |
草丈 | 50~100cm |
環境 | ヨシ原 |
特徴 | 1年草。ツリフネソウとよく似ているが、側花弁上方基部の裂片(これは小型だが真の花弁)の形態で明瞭に区別できる(画像参照)。花茎に剛毛のないことが多いが、剛毛のある集団も見つかっている。花に4型があり、株の花はすべて同じタイプであることから、遺伝的な違いと考えられる。生育地は、関東地方(栃木、埼玉、茨城、千葉)の低地に限られている。 |
備考 |
本種は、2005年9/21の日本植物学会において新種として発表された。 記載論文は、2009年12月、以下の通り発表された。 渡邊幹男・芹沢俊介 2009 「ツリフネソウ属の1新種ワタラセツリフネソウ」 『シデコブシ第1巻 第2号』p61-70 愛知みどりの会(愛知教育大学自然科学系生物領域内) |