渡良瀬遊水地に生育するオニグルミの全体画像と説明文書(雄花)
渡良瀬遊水地に生育するオニグルミの全体画像と説明文書(雌花)

オニグルミ  クルミ科

学名:Juglans ailanthifolia

花期 4~6月、渡良瀬遊水地では5月中旬頃
出会い度 ★★★☆☆ (渡良瀬遊水地内)
草丈 25 m、遊水地内では高木は稀で低木や実生が多いようである。 
環境 河川に沿って、または適湿な土地に生える。 
特徴 葉は奇数羽状複葉で小葉は長楕円形、互生する。裏面には蜜に星状毛が残り、白く ふんわりしてみえる。ウルシ科樹木、キハダ、ニワウルシ、チャンチン、ヤチダモ、シオジ、ムクロジなどと似ているが、キハダは対生、ムクロジは偶数羽状複葉、ニワウルシの小葉は基部の幅が広い傾向にある。チャンチンの葉はほぼ無毛、ヤチダモ、シオジはサワグルミに似ており、かさかさした感じがする。残るのはヤマウルシ、ヤマハゼ、ウルシなどのウルシ科樹木であるが、人によってはかぶれるので触れない方が良い。ヤマハゼの葉には艶があって小葉柄が目立つ。ヤマウルシやウルシに対してオニグルミの小葉柄は無柄か極めて短いので、慣れない人はこの点で見分けられると思う。 
備考 オニグルミは樺太と日本にだけ生育する種であり、種子は生で食べると カシグルミのような渋み(若干の青臭さ)がなく極めて美味しい。フライパンなどで乾煎りして、割れ目に包丁を入れるとやや簡単に割れる。しかも実によっては綺麗にその形のまま剥がれ取れることもある。ただし果皮の処理は厄介である。 
文責 渡良瀬遊水地植物の会 HS-A