学名:Eleocharis parvinux 絶滅危惧Ⅱ類
花期 |
5~7月 |
出会い度 | ★★☆☆☆ (渡良瀬遊水地内) |
草丈 | 高さ 30~50 cmとなるが、 50 cmに達するものはあまり見ない |
環境 | 低地丘陵帯の池や沼のほとりや河川ワンド、湿った草地に生える。 |
特徴 | 茎は地下をはって稈をまばらに叢生して束生することはなく、走出枝の伸びた方向に出ているので、稈が線上に並んでいるように見える。稈の鞘は赤褐色。穂は長楕円状披針形で、長さ 1 cm前後、柱頭は 2個。穂の鱗片は先がとがり、柱基(種子の頭についためしべの根本であったところにある付属体)が円錐形で、円の直径より先の方が長い。ヌマハリイ、オオヌマハリイと似ているが、これらの穂の鱗片は先が丸くて、柱基は幅よりも短いことで見分けられる。 |
備考 | オオヌマハリイは比較的高標高地にあって、おそらく同じところで生育していることはないと見られ、遊水地内でこのような植物があればコツブヌマハリイであると思われる。 |