渡良瀬遊水地に生育しているヌメリグサの画像

ヌメリグサ イネ科

学名:Sacciolepis indica var. oryzetorum 

花期  8~9月
出会い度 ★★☆☆☆ (渡良瀬遊水地内)
草丈  30~40cm
環境  日当たりのよい湿地
特徴  1年草。小穂に芒や基部の毛はない。変種関係のハイヌメリ(var. indica)と区別に悩むが、一般に稈はやや太く、基部から直立し、節間は短くつまる、花序は長さ 2~12cm で暗紫褐色を帯びることが多い。野口(2001 フロラ栃木 10: 24-27)は、ハイヌメリでは葉身上面はほぼ平坦であるのに対し、ヌメリグサの葉身上面の葉脈が盛り上がり、脈の上部の細胞には丘状突起が混在すること を指摘している。
備考  遊水地では、日当たりのよい湿地で見られる。