・タヌキ_モ検討中

渡良瀬遊水地内の花と全体
渡良瀬遊水地内のタヌキモ花
渡良瀬遊水地内のタヌキモ茎断面
渡良瀬遊水地内のタヌキモ花茎断面

渡良瀬遊水地に生育するタヌキモの画像と説明文書

                                                                タヌキモ殖芽                          


タヌキモ  タヌキモ科

学名:Utricularia japonica Makino  準絶滅危惧(NT)

花期 7月~9月
出会い度  ★☆☆☆☆(渡良瀬遊水地内)
草丈  浮遊植物、長さは1mを越えることもある。
環境  古い池
特徴 水中で分枝しながら増え、葉は糸状に別れ、その裂片に着く捕虫嚢で水中の小さな動物を吸い込んで栄養源としている。 殖芽には中軸があり、これが見分けるのに重要なポイントになる。花は黄色で花冠の幅が11mmでイヌタヌキモより明らかに小さい。花茎が長く、測定した個体は16cm長あった。
備考  タヌキモは、イヌタヌキモとオオタヌキモの雑種由来で、花粉が不念で結実しない。角野康郎(2018)日本の水草,286,288。