学名:Sporobolus indicus (L.) R.Br. var. purpureosuffusus (Ohwi) T.Koyama
花期 | 8月~11月 |
出会い度 | ★★★★★(渡良瀬遊水地内) |
草丈 | 20cm~70cm |
環境 | 園路、道端に普通 |
特徴 | 稈(茎)は強くなかなか引き切れない。この強さは、同環境に生育するチカラシバ、カゼクサなどと同じような性質がある。花序は名前の通りネズミのしっぽのように細い穂のように見えるが、実際は枝を分けて小花穂が軸に沿って伸びている。苞頴が透明で観察しにくい。同属のムラサキネズミノオであるが、木村陽子(2003)千葉県植物誌、及び神奈川県植物誌電子版(2018)は連続して分けられないとしている。長田武正(1989)では、両方の解説はあるものの「便宜的なものと考えてよい」としている。YLISTでも、別種で扱っているなど、さらにいろいろな考えが示されているが、ここではネズミノオ(広義)として整理しておく。 |
備考 | 最近、北関東ではあちらこちらで、道端にこの大型のネズミノオが異常に増えている。2008年当時はまだ珍しく、ムラサキネズミノオのタイプが珍しかった。この増え方は、外来植物では無いかと思われるほどである。 |