・クマノミズキ

渡良瀬遊水地内のクマノミズキ
渡良瀬遊水地内のクマノミズキ花序
渡良瀬遊水地内のクマノミズキ葉
渡良瀬遊水地内のクマノミズキ萼の毛

渡良瀬遊水地内のクマノミズキ花弁とオシベ
渡良瀬遊水地内のクマノミズキ伏毛

クマノミズキ  ミズキ科

学名:Cornus macrophylla Wall.

花期  6月~7月
出会い度  ★☆☆☆☆(渡良瀬遊水地内)
草丈  落葉高木、8m~12m
環境  遊水地では、やや湿性の河畔林内に生育
特徴  ミズキの開花が4月下旬~5月なのに対してクマノミズキは6月に開花。花序や花はよく似ている。ミズキが互生なのに対して、クマノミズキは対生。葉はミズキが広卵形、あるいは広楕円形なのに対して、クマノミズキはやや細長く卵状長楕円形で葉の先端が尾状に鋭く伸びる。ミズキ属の特徴として葉裏に伏毛がびっしり生えているが、クマノミズキはミズキよりも伏毛が短い。若い葉にも葉表に伏毛が出る。萼筒の裏にもびっしりと伏毛が生えている。花は雄しべ4、雌しべ1、花弁が4本である。
備考  遊水地内では2ヶ所2本の生育が確認されている(2022年)。