ケイヌビエの全体画像と説明文書

ケイヌビエ イネ科

学名:Echinochloa crus-galli var. echinata

花期  8~9月
出会い度 ★★★★☆ (渡良瀬遊水地内)
草丈 稈の高さは 1 mほどになる。 
環境 水田、休耕田、湿地などに生える。 
特徴 稈は束生する。葉に葉舌はなく、葉の縁は白く硬化する。円錐花序は多くは直立し先が垂れるものもある。小穂は卵形。長い芒がつくイヌビエの 一型である。似ている種類にイヌビエ、タイヌビエ、ヒメタイヌビエ、ヒメイヌビエ、ツヤイヌビエ(仮称)がある。 
備考 似た種類を区分すると ●湿地に生えるもの(葉の縁は白く硬化する):イヌビエ、ケイヌビエ、タイヌビエ、ヒメタイヌビエ ●陸地に生えるもの(葉の縁は白く硬化しない):ヒメイヌビエ、ツヤイヌビエ(仮称) ●第 3頴(花軸側に接する腹面)が膨らむもの:タイヌビエ、ヒメタイヌビエ、ツヤイヌビエ(仮称) ●第 3頴(花軸側に接する腹面)が平ら:イヌビエ、ケイヌビエ、ヒメイヌビエ これらの違いをおおよそ掴んでおけば見分けられると思う。ツヤイヌビエ(仮称)は膨らんだ部分に艶があり、多くは紫色を帯びる。