学名: Persicaria erecto-minor forma viridiflora 絶滅危惧Ⅱ類
| 花期 | 5~10月 | 
| 出会い度 | ★★★★★(渡良瀬遊水地内) | 
| 草丈 | 20~45 cm、大株では1 m以上になる個体もある。 | 
| 環境 | 日当りのよい湿地。 | 
| 特徴 | 花序はイヌタデ様であるが、花に赤みが付かないのは本種である。葉は鶏の尾羽状で細い。葉の形が少し似ていて、花序に疎らに花がついて赤みがあるものはエドガワヌカボタデ、花がもっと疎らについて繊細な花序をもつのはヌカボタデ、やや疎らに花を圧着するようにつけた花序がねじれた感じに見えるのはヤナギヌカボであるが、花期でないと同定は難しい。 | 
| 備考 | ヒメタデPersicaria erecto-minor は花が赤色であるが、アオヒメタデは花が緑白色で、その品種とされる。 遊水地には本来のヒメタデはなく、アオヒメタデがヨシ・オギ原などで普通に見られる。 アオヒメタデは関東地方の低湿地にのみ分布する希少な種類。 |