渡良瀬遊水地内のカンガレイ
渡良瀬遊水地内のカンガレイ花序2
渡良瀬遊水地内のカンガレイ花序1

渡良瀬遊水地内のカンガレイ茎断面
渡良瀬遊水地内のカンガレイ果実
渡良瀬遊水地内のカンガレイ3分岐
渡良瀬遊水地に生育するカンガレイの全体画像と説明文書
渡良瀬遊水地に咲くカンガレイの画像
渡良瀬遊水地に咲くカンガレイの画像その2

カンガレイ カヤツリグサ科

学名:Schoenoplectiella triangulata (Roxb.) J.Jung et H.K.Choi

花期  7~9月
出会い度  ★★★☆☆(渡良瀬遊水地内)
草丈  70~120cm
環境  やや攪乱のある池沼、湿地
特徴

 多年草。叢生して大きな株になる。花序に柄がない。茎の断面は鋭三角形で、稜はタタラカンガレイのような平らではない。似ているものにサンカクイがあるが、サンカクイは走出枝が出る、花序に柄がある。

タタラカンガレイと混生していることが多く、カンガレイの方が少ない。刺針状花被片は、痩果の1.5倍長で、下向きの小刺がある。柱頭は3岐。 花粉の入っている葯は意外と長く平均2.43mm(n=19)であった。タタラカンガレイの葯は比べて非常に小さい。

備考  遊水地では掘削してできた浅い池などで見られるが、多くはない。スケールは1mm。