渡良瀬遊水地に生育するカモジグサの全体画像と説明文書
渡良瀬遊水地に生育するカモジグサの画像その2

カモジグサ イネ科

学名:Agropyron tsukushiense var. transiens

花期  6月
出会い度 ★★★★★ (渡良瀬遊水地内)
草丈 稈は高さ 1 mほどになる 
環境 耕作地周辺、路傍、堤防などいたるところに普通に生える。 
特徴 地下茎はなくて叢生する。葉はやや緑白色で長さ 20 cm以上になる。穂はアーチ状になって先が垂れ、粉白色~淡緑色の中に紫色を帯びる部分がある小穂を多数つける。内頴と護頴はほぼ同じ長さで、乾いても芒は直立する。アオカモジグサ、タチカモジグサ、ミズタカモジと似ている。アオカモジグサ、タチカモジグサは芒が外側に屈曲し、タチカモジグサは穂状花序は先が垂れない。ミズタカモジは茎の下部が倒れて下の節から新しい枝を出して株をつくる。小穂は太い花軸に圧着していることなどで見分けられる。 
備考 叢生する株はしっかりと根付くのでおいそれとは引き抜けない。