・タチカモジ (タチカモジグサ、ウスゲカモジグサ)

渡良瀬遊水地内のタチカモジ

渡良瀬遊水地内のタチカモジ葉耳

タチカモジ(タチカモジグサ、ウスゲカモジグサ)  イネ科

学名:Elymus racemifer (Steud.) Tzvelev var. japonensis (Honda) Osada

花期  4月~6月
出会い度  ★★★☆☆(渡良瀬遊水地内)
草丈  30cm~50cm
環境  草原や道ばたの縁に生える。アオカモジグサと混生していることがある。人の影響が比較的少ないところに自生している。
特徴

 穂状花序が直立し,護穎背面に毛がほとんどないもの。写真にあるように葉耳が赤く染まる傾向がある。似たアオカモジグサは、葉身、葉鞘など全体が粉白の緑色をしているが、このタチカモジグサは淡緑色をしている。タチカモジグサと考えられる個体で護穎背面の毛の量に多少の変化がある個体も見受けられる。アオカモジグサの影響を互いに受けている可能性がある。

備考