・スズメノヒエ

渡良瀬遊水地内のスズメノヒエ
渡良瀬遊水地内のオシベメシベ
渡良瀬遊水地内のスズメノヒエ総基部
渡良瀬遊水地内のスズメノヒエ葉鞘付近
渡良瀬遊水地内のスズメノヒエ葉耳付近

スズメノヒエ  イネ科

学名:Paspalum thunbergii Kunth ex Steud.

花期  7月~10月
出会い度  ★★☆☆☆(渡良瀬遊水地内)
草丈  30cm~80cm
環境  運動場の縁など草地に生える。草刈りに合うような場所にあるので出会いは少ない。
特徴  葉鞘、葉面、稈の節は全て軟毛に覆われている。葉舌は1mm。日本産のスズメノヒエ属で小穂が丸く、葯が淡黄色なのはこれだけである。葯の黄色いのは、他に外来種のタチスズメノヒエPaspalum urvillei Steud.があるが、草丈も大きく総の出方や姿形は、まるで違う。
備考  遊水地では、桜堤付近にアメリカスズメノヒエ、路傍にシマスズメノヒエが多く、スズメノヒエはまれにしか見られない。