渡良瀬遊水地に生育しているヌマアゼスゲの全体画像と説明文書
渡良瀬遊水地に生育しているヌマアゼスゲの画像その2

ヌマアゼスゲ カヤツリグサ科

学名:Carex cinerascens  絶滅危惧Ⅱ類 

花期  4~5月
出会い度

★★★★☆(渡良瀬遊水地内)

草丈 30~80 cm 
環境 低地の湖畔や河畔の湿地。 
特徴 横走する根茎があり、疎らに叢生する。アゼスゲと非常によく似ているが、基部の鞘は短く、端が外曲する。アゼスゲは鞘が内曲する。本種の果胞は嘴がほとんどないか短くて、雌鱗片は果胞より短いので果胞の色味の方が強く見える。アゼスゲは雌鱗片の多くが果胞と同長ぐらいなので雌鱗片の紫褐色の色味が目立つ。ただし、アゼスゲの雌小穂と鱗片には 似たものがあるので注意が必要である。
備考 渡良瀬遊水地ではヌマアゼスゲの方が多く見られる。