渡良瀬遊水地に生育するクサフジの全体画像と説明文書
渡良瀬遊水地に生育するクサフジの全体画像と説明文書その2

クサフジ マメ科

学名:Vicia cracca

花期  5~9月
出会い度 ★★☆☆☆ (渡良瀬遊水地内)
草丈 1.5 mほど 
環境 明るい草地に生える。 
特徴 多年草。葉はほとんど無柄、18~24枚の小葉をつけ、先端は分岐する巻きひげとなる。小葉は幅 7 mm以下の狭卵形。ツルフジバカマ、ナヨクサフジなどと似ているが、ツルフジバカマの小葉は少なくて本種より大きい。ナヨクサフジは小葉が 20枚ほどでクサフジより少なく、萼筒に対し丁字に柄があることで区別される。 
備考 遊水地内ではやや限られた場所で見られる。この仲間での多くは近年広がってきたナヨクサフジであるので確認が必要である。クサフジというとヒメシロチョウを連想するが現在まったく見られない。代わりにウラナミシジミが見られるようになった。