知る活動

 

2020年


調査会 2020/09/05

 風はあるものの、暑い! にもかかわらず集まりました。みんな、調査が楽しみなのですね。今日は、今季初の水辺の調査です。

 藪の中を踏み分けて入った最初の場所では、定番のヒメジソヤナギタデなどでしたが、移動しようとした時にケゴンアカバナらしきを発見。茎の2列の稜線上の毛が決め手とのこと。写真には、写っているかな?

 

 次の場所では、まずタタラカンガレイがお出迎え。その後も、カヤツリグサ科のオンパレード。マツバイタマガヤツリ、ホソミキンガヤツリ、カンエンガヤツリヌマガヤツリなどなど。嬉しかったのは、初めて見たミズガヤツリです。 これだけでも今日はかなりの収穫だと思ったのに、次に足を踏み入れた池では、久々のヒンジガヤツリあり、シロガヤツリあり、初見のヒメホタルイあり。もうこんなもんだろうかと思ったら、ホシクサまで発見。ヒメミズワラビヒナガヤツリも出迎えてくれました。ミズオオバコも何株か。開花していたのは一株だけで、少し花が傷んでいたのが残念でしたが。去年撮影したものの、ピンボケだったキカシグサの花に再会できたのも嬉しかったです。

 

 行く先々にアゼナの仲間が何かしか咲いていて、アジアイトトンボや、シオカラトンボが飛び交っていて。やっぱり、水辺はいいなあ、暑い日は。日陰がないので、暑さも倍増でしたけど。コウノトリのご家族の邪魔をしないよう、ヒナが小さい時は水辺探索を遠慮していましたが、立派に巣立ったと聞いたので、今回は歩き回らせていただきました。(YT)



調査会 2020/07/04

 直前まで雨が降っていたにもかかわらず、7人の会員が集まり、調査開始です。

 

 今回の目玉は希少なノジトラノオ。自生地近くに着くと、水の中にコゴメガヤツリが穂をつけていました。もうこんな季節になったのですね。高く伸びたヨシの根元には、トキホコリのつやつやとした葉が。コウヤワラビも、みずみずしい葉を広げていました。

 ただ、目的のノジトラノオの花数が、近年と比べてとても少ない。株はあるのですが、花をつけた株が、数えるほどなのです。去年の水害のせいなのか、今春の低温のせいなのか・・会長は土を掘り、大水が運んできた土なのかもともとの土なのか調べようとしましたが、結論は出ませんでした。

 ノジトラノオの中に、何株かヤマアワもありました。葉表が緑で葉裏が白い植物が多い中で、ヤマアワは逆。葉表が白いということを会員に指摘され、驚きました。なんでも手に取ってきちんと見ること、調査の基本ですね。

 

 午後は例によって有志で、別の場所へ。旧谷中村延命院跡にある、もう1種のオカトラノオ属を見に行きました。雑種だと言われているけれど、ノジトラノオやオカトラノオ、ヌマトラノオなどと、どこがどう違うのか。しっかり見よう、というわけなのですが、2つのものを並べて比べられるのならいいのですが、そうもいかず・・なかなか難しいです。写真を撮って、よく検証したいと思います。

 

 帰り道は博学のA会員にいろいろ教わりました。この近くで見つけたボウズハルジオンのこと。同じく、ミチバタガラシというのもあったこと。ちょうど開花していたアカメガシワの葉身基部に、腺体が2つあること。えっ、腺体? なるほど、肉眼でもそれとわかる線体を虫が貪っていました。知っている植物だからって、見落としていることがないわけじゃない、いやむしろたくさんある、もっとしっかり見なければいけません。遊水地でも、身の回りでも。

 

 ぼーっと生きてんじゃ・・いえ、調査はともかく、遊水地では、時々はぼーっとしたいですね。(YT)



調査会 2020/06/20

 コロナの影響で、今年初めての調査会です。会員の皆の顔を見るのが、本当に久しぶり。天気も上々です。

 

 まず最初に、会員が見つけたカワラナデシコの生育地へ。カワラナデシコは、遊水地では見つかっていなかった種です。たった一株だというので、発見できるか不安でしたが、会員の案内が正確で、無事発見。

 その途中でクサフジに出会えたのも収穫でした。最近見かけるのはナヨクサフジばかりで、在来のクサフジは滅多に見られなくなってしまいましたから。

 近くにあったキツネノボタンの仲間を見て、みんなで思案。集合果の形から、コキツネノボタンでないのは分かるけれど、ケキツネノボタンキツネノボタンかが判別できない。そこに会長登場で、葉の形からキツネノボタンと同定。

 同じくニワゼキショウの仲間も咲いていたけれど、これがまたオオニワゼキショウなのかアイイロニワゼキショウなのか会員の意見が分裂。帰ってよく調べましょう。

 

 とても良質な植物図鑑の紹介などもあり、午前の調査会は、初心者には実り多いものでした。

 

 午後は有志でミズチドリ自生地へ。以前よりヨシが茂っているようなのが気になりましたが、株数は減っておらず一安心。ただ、隣接して自生しているトモエソウの数が、かなり減っていたのが残念でした。セイタカアワダチソウに負けてしまったのでしょうか。

 

 久しぶりの調査会なので、顔合わせ的な意味合いもあり、奥まった場所に足を踏み入れたりはしませんでしたが、それでもこれだけの植物との出会いがある、というのが遊水地のすごいところです。次回が楽しみです。(YT)



調査会 2020/04/18、05/02、05/16、06/06

 新型コロナの影響で中止しました。


学習会 2020/02/29

 新型コロナの影響で中止しました。