知る活動

 

2021年


調査会 2021/07/17

 梅雨明けの青空が広がる渡良瀬遊水地、今年度2回目の調査会が開催されました。新会員1名を含め14名で、水辺を2か所調査しました。

 はじめに訪れたのは、近年掘削が行われて浅い池になったところです。クサネムが並ぶ先の水の中アゼナミコシガヤミゾコウジュミズハコベ、ミズニラ、コウガイゼキショウ、アオコウガイゼキショウ、ケイヌビエイヌビエコゴメガヤツリカヤツリグサ、コアゼガヤツリ、タマガヤツリトキンソウ、タケトアゼナ、オオカワヂシャ、ヒデリコアブノメキクモミズマツバアオヒメタデクロテンツキ、ホタルイなどなど・・・。

 絶滅危種も普通種も外来種も、いろんなものが沈水や抽水状態で見られおもしろかったです。ホソバイヌタデの薄紅色の花が水に映えて印象的でした。

 次に訪れた水辺では、まずシロガヤツリを観察、あいにく泥をかぶってしまって土色になっていて残念。ヒルムシロもそばにありました。エゾミソハギイヌゴマの花の咲く道を進んだ先の水辺は、ヒメガマ、サンカクイ、カンガレイフトイマツカサススキ、コゴメイ、ウシノシッペイなど背の高い植物が茂る先の足もとに、アゼトウガラシの花がたくさん咲いていました

 ウスゲチョウジタデの花が咲くころ、また訪れたいと思います。

 帰りながらヤナギタデの葉をかんで辛さで暑さを紛らわしてみましたが、余計なことでした。(MK)



調査会 2021/07/03

 やっとやっと開催にこぎつけた、今年初の調査会です。心配した雨も上がりました。今日は、シロバナナガバノイシモチソウの開花状況など、確認したいと思います。

 途中の道にも発見がいっぱい。記録係のA会員がイタドリを指さしたので、イタドリだと思ったら、ケイタドリですって。ミヤコグサもいまを盛りと咲いていましたが、これもセイヨウミヤコグサの可能性もあるから、ルーペで確認するようにとのことシカクイがたくさん出穂しているけれど、もしかしたら茎の丸いイヌシカクイかもしれないので、必ず触って調べたほうがいい、とのアドバイス。

 照らず降らずの曇り空に、今年初めて出会ったイヌゴマのピンクがことのほか映えます。スックと花穂を伸ばしたヌマトラノオをよく見たら、なんと花弁が7枚もある豪華版でした。この季節に見られると思っていなかったアキノウナギツカミの開花株の群生も、うれしいプレゼントでした。カナビキソもまだ咲いていてくれました。そしてコウガイゼキショウ。ハリコウガイゼキショウとの違いを、3回も4回も聞いたのに覚えられず、6回目くらいにいくらか分かりました。そうしたら最後に、コモチコウガイゼキショウまで見つかってしまって。家で勉強します。

 目当てのシロバナナガバノイシモチソウは開花期に入っていました。ミミカキグサも開花していました。そして何故かこんな、人の手が入っていなさそうなところに、外来種のキバナノマツバニンジンが。どうやってここに来たのか?謎です。花は、アマ科だけあって、きれいです。ネコハギの株や、レンリソウの葉や、ヨツバムグラとヒメヨツバムグラの花。アゼムシロの花も、ポツポツ咲いていました。ヤマアワもありました。白花のサデク、なんて初めて見ました。

 帰り道の収穫は、ミソハギです。遊水地にはエゾミソハギがとても多いのですが、これはミソハギ。A会員に指摘されなければ、そのまま通り過ぎてしまうところでした。それから、野菊の小群生。どう見てもカントウヨメナなのですが、遊水地では未発見です。引き続き経過観察したいのですが、国土交通省?による草刈りの跡が。定期的に草刈りされるエリアだとすると・・悩みは深いです。

 午後1時半から4時くらいまで。今日の調査会で確認された植物は、ハルシャギクや、園芸種のヘメロカリスも含めて100種を超えました。

 コロナ禍でずっと調査会が開けず、悶々としていましたが、一気に発散しました。やっぱり遊水地はいいなあ、外歩きはいいなあ、と。そして新入会のK会員が重い植物図鑑を3、4冊も持って歩いているのを見て猛省。初心忘るべからず。

 遊水地を歩ける日常が戻って来たことに、感謝! 次回が楽しみです。(YT)



調査会 4月、5月、6月

 新型コロナの影響で中止しました。